字をきれいに書くための3つの法則
デジタル化・ペーパーレスの流れを感じる世情ですが、文字を書く機会が完全に無くなった訳ではない。むしろ、数少ないそのタイミングで周りの人間の印象を左右している。美しく書けないことで恥を感じるのであれば字を美しく書けるようになったほうが精神衛生の観点でも良いだろう。なぜなら、3つの法則さえ守れば簡単にきれいな字を手に入れられるからだ。
10度だけ右肩上がりに
明朝体の文字を拡大すると理解して頂けるだろう。明朝体の横線には「うろこ」が存在する。右上にある三角のポッチが「うろこ」だ。横にまっすぐの線はこの「うろこ」の効果で右肩上がりの印象を与える。これを文字を書くときに意識的に実践する。右肩上がりに書いたものはやはりバランスよく達筆に感じられるだろう。
右下に重点を置く
右肩上がりに文字を書くことで傾いたような印象を与えることがある。右肩上がりを誇張した場合に限らず、そういった傾いた状態になり得る。その対策として効果的なのが右下に重点を置くこと。具体的に述べれば文字の右下にある「とめ」「はね」「はらい」を全て誇張することだ。右下側に大きく比重が動くことで傾いたバランスが整い、文字に安定感を与える。
まっすぐ線を書く
まっすぐの線をまっすぐに書く。これができれば文字の印象は大きく変わる。難しいことに感じるかもしれないが、それはペンを動かすときに手首を動かしていることが原因だ。手首を動かすことなく、握った手はそのまま肘を動かして線を書こう。また、まっすぐに座って背中をまっすぐに伸ばして書くこともまた基本だがおさえておこう。
まとめ
達筆に見せるための方法は多くあるが、シンプルにこの3点のみ意識的に実践すると効果的だ。より良い生活を自信を持って送れるよう美しい字を書こう。
ものを増やさない生活のススメ
シンプルな生活を形成するのに必要なことは、不要なものを増やさないこと。そのメリットと考え方のコツについて触れていく。
ものを増やさないメリット
今あるものを大切にする
居住スペースを大きく確保できる
経済的に有利
シンプルに考えられる
今あるものを大切にする
足るを知る心。今ある小さな幸せを感受する力がつく。
居住スペースを大きく確保できる
家にものが増えればそれに反比例して居住スペースは狭くなる。当然のことだがそのデメリットを見ずにものの購入を決めている人物は相応に多い。
経済的に有利
必然的にものを買わなくなる。そして付帯する出費もない。例えば本を買ったのなら数の増加に伴い本棚の必要性が生まれるが、そういった付帯の支出が発生しないのが強みだ。
シンプルに考えられる
人間は目に入るものから情報を得て、選択を繰り返している。その目に入るものを低減させることでよりシンプルに、余計な考えや判断を無くしストレスフリーな生活を過ごすことができる。
ものを増やさないコツ
デジタル化する
本を買うのなら電子書籍に、ダイレクトメールは電子メールに。この観点を持つだけで無駄な物品は増えない。
発散としての出費は消えモノに
人は金銭を使用することでストレスを発散する。それ自体を悪いこととは全く思わないが、物品を購入して家に持ち帰るのには反対だ。衝動的な出費はサービスや飲食に換えることでも同様の発散効果がある。
生活に合わせる
生活必需品と言われるテレビ・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器など私は持っていない。あるのは洗濯機ぐらいであろうか。生活をゼロからスタートすること、そして本当に必要か吟味することで生活に合わせた物品のみに囲まれた暮らしとなる。
根底にあるべきもの
物欲は不要で卑しいものという感覚。デザイン的に優れたもので着飾る必要性は感じるが、そういったもので囲まれた居住スペースが理想かと言われるとそんなことは全くない。共に暮らしていく物品には機能美という観点でものの判断をすべきだ。無駄のない洗練されたデザインはその機能のためのシンプルなものである。
まとめ
ものを増やさないには、まず買わないこと。買わずに済むように今あるもので工夫することが重要だ。その判断に辿り着くためにも物欲に対する嫌悪感を持とう。足るを知る心でものの少ない生活を手に入れられればよりシンプルで経済的な生活が待っているはずだ。
第一印象を決める清潔感
人と人とが出会ってから10秒でその者の扱いが9割を決定されると言われる。
そんな第一印象を左右する清潔感を醸し出すためのセオリー。
ヘアスタイル
髪色
ダークであるほどポイントが高い。男性なら黒髪が理想だ。
マニキュアを使ったようなカラーはもちろん不潔な印象を与える。
髪型
額を見せること。そして襟足・耳回りは短くまとめる。短くまとめることが必要だが、坊主頭はNGだ。理由は後述。
髪質
ツヤのある髪質であること。毛髪にツヤが無ければ汚らしい印象を与えてしまう。テンションを効かせて乾かす、ヘアジェルを使うなどの方法があるが、短髪すぎるとツヤが生じない。坊主頭がNGな理由はこれだ。
服装
サイズ感
体にフィットするサイズであること。大きすぎてダボダボの状態、また小さすぎて乳首が浮き立っているなど、いずれも印象が悪い。
色柄
こと清潔感という観点だけであれば、シンプルに越したことはない。変化を持たせたデザインや柄、ビビットな配色は時に魅力的な演出をするが、お洒落な組み合わせは難易度が高い。(時間が許せばそれにも触れていきたい)
色は白・黒のいずれかを基調として他に1色のみを差すイメージがわかりやすいだろう。白一色・黒一色もまた難易度の高いものとなる。
品質
ブランド物である必要性はないが、しわ・汚れ・ほつれ・色落ちなどマイナスになるものを着用せぬよう注視すべきだ。特に靴や靴下など、足元を守る装備品には高い意識をもってチェックしよう。本人は見落としがちで、他人からは目立つ部分だ。特に後ろから見た靴のかかと部分がすり減っていると非常にだらしない印象となる。
姿勢
立ち姿
両足にバランス良く体重を乗せ、頭頂から糸で吊られているイメージで歪みなく直立する。陰湿な印象に繋がる猫背の原因はほとんどが首を不自然に前にせり出していることだ。意識的にシャツの襟に首の後ろ側を触れさせることで解決が図れる。
座り姿勢
物を書く際やパソコンを操作する際に、背中が曲がり無駄に顔を近づけることがないよう、座っているときこそより一層腹筋・背筋に力を入れるべきだ。逆に作業にあたって肩に力を入れると肩こりの原因となるので注意だ。
表情
自然な笑顔がいちばん。歯が汚れていたり、前歯が無かったりすると笑顔が逆効果となる。毎日の習慣として鏡の前で自分に対して魅力的な笑顔を意識すると、自然に生じる笑顔にも変化が生じる。しかし鏡の前で表情を作るのは自宅のみにすべきだ。トイレや街中にある鏡で顔を作っている姿を見られることは清潔な印象から離れるだろう。
まとめ
清潔感のある人は“減点が少ない”はずだ。魅力的な人を意識して真似るよりは、不潔な印象が全くない人物に何がそうさせているのか観察すると見えてくる。第一印象を磨き、人が集まる輝く人生を送ろう。
精神力を高める方法
精神力とは対象をやりきる意志の力。その熱や強さを高める方法論。方法論があふれるこの高度情報化社会において、最も重要で他人と差別化されるポイントである。
目的・目標を明確にする
いつまでやるのか、どこまでやるのか。そしてそれにより何を求めるのか。そういった内容がエネルギーとなり、徹底・継続といった力の糧となる。
目的はワクワクするものが効果的だ。個人の描く理想の人生を輝かせるものを掲げよう。目標は逆に細分化してくべきだ。高すぎる目標は無関心を招く。小さな達成を反復して目的に近づいているのだと強く実感することが重要だ。
体を鍛える
強い肉体に強い精神が宿る。内分泌学の観点からも肯定されている内容だ。エンドルフィン・テストステロンなどが集中力・好奇心・高揚感などを演出する。運動することによる効用は肉体だけでなく、精神にもはたらきかけるということだ。
適切な睡眠時間を確保する
睡眠不足の精神への悪影響は計り知れない。徹夜した翌日を経験した方ならわかるはずだ。マイナス思考で消極的、闘争心のかけらも無くなってしまう。必要な睡眠時間は個人差があるのだが、一般に5~8時間だと言われている。
一日3時間睡眠を問題なく継続できる天性のショートスリーパーもいるようだが、私には信じられない。
物を大切にする
ひとつのものと長期間ともに過ごす。“足るを知る”心と伴う行動がポジティブな精神を構築していく。問題に直面した際の対応力・機転・工夫は物を大切にするというひとつの縛りによって強く鍛えられる。
オカルトな内容になるが“付喪神”が宿るというのは、個人の強い想いがそれを生んでいるにすぎない。強い信念がなければ空想となんら違いはない。
習慣化する
継続することは最も難しいことのひとつだが、習慣化するというのは考えの持ち方によっては難易度は大きく下がる。今ある習慣に紐づけすればいいのだ。
例えば風呂・トイレ・歯磨きなど一般的に習慣化されているものとセットで、「風呂に入る前に必ず腕立て伏せ〇〇回」など決めてしまう。自分の中であらゆる例外も認めないと強く誓約すれば習慣化は目の前だ。
まとめ
目的を強く持つ。そして健康にシンプルに生活することが精神力を養っていく。
再来店に繋がる対面接客
加点方式と減点方式
顧客はこの二つの観点から判断している。
適切なサービスを相応のスピードでストレスなく提供する。
これで減点は無くなるのですが、満足させるだけでは再来店には繋がらない。
顧客にプラスで期待を上回る体験を与えることが必要だ。
実践における工夫ポイント
基本的に減点方式の観点でマニュアルを組まれていることが多い。
長期間ビジネスとして存続してきたのであれば、
提供しているサービスに対して顧客が“当たり前”という感覚を持っている。
プラスアルファの内容としては以下に大別される。
・履歴に触れる
・冗談を交わす
◆履歴に触れる
顔と名前を覚えることから始まり、選択された提供サービスを把握しておく。
履歴からサービスの感想・要望のヒアリングし学習する。
◆冗談を交わす
サービス提供で顧客から発せられた特有のワードを復唱する。これが顧客との距離を詰め楽しい空間を共有することに繋がる。
そして提供側がサービスの際に用いるワードは突き抜けた表現を使う。顧客特有のワードを引き出す上で提供側から顧客の心を開き距離を近づける
まとめ
顧客の再来店には期待以上の顧客体験が必須。
顧客との距離を詰めるためのアクションを提供側が実施する。